ポスティングノウハウ

　ポスティングには配布方法にいくつかの種類があります。チラシを届けたいターゲットによって使い分けるのですが、ポスティング業者では、その方法によって配布料金が異なることがほとんどです。

　ここでは、その違いについて解説していきます。違いをしっかりと理解し、効果的なポスティングをしましょう！

　「ローラー配布」とも呼ばれる配布方法です。配布したいエリア（町名や中心地から半径〇km以内など）を指定し、その範囲の全ての住宅や企業、お店をターゲットとして配布を行います。

　ここでよく勘違いされるのが、「指定したエリアの全てのポストに配布するのか？」ということですが、答えはノーです。なぜなら、そのエリアの中には、ポスティング禁止のマンションや、チラシお断りの張り紙がされているポストが含まれているからです。そういった住宅への配布はクレームにつながる可能性が高いため、原則ポスティングを行っておりません。ですので、全戸配布（ローラー配布）の配布率は、世帯数に対し７０～８０％ほどで設定する場合が多いです。

　この配布方法は「この家には配布する、ここには配布しない……」と確認する時間が省略でき、配布効率が良いため、ポスティング業者の配布単価も安いことが多く、とにかく広く周知したい場合にぴったりです！

　配布するポストを、エリア以上にもっと細かく絞り込んだ配布方法です。全戸配布に比べると配布効率が落ちてしまいますが、「こういった家に住んでいる方にチラシを届けたい！」という要望を叶えることができる配布方法です。

　一戸建の住宅に配布をします。

　リフォームなどの住宅関連や外壁塗装、庭のお手入れなど特に一戸建てに訴求したい広告内容の場合のポスティングで利用されることが多い配布方法です。

　マンションなどの集合住宅に配布をします。

　不動産関連のポスティングが特に多いです。選別配布はどうしてもコストが高くなってしまいますが、マンションが密集したエリアでの集合住宅選別配布は、低コストで実現できる場合もあります。「マンションに入れたいけど高いから全戸配布にするか……」と考えている場合は、一度相談してみてください。

　どういった場所に配布したいか、詳しく指定して配布します。

　例：マンションを指定して配布、企業だけに配布、指定のリストに沿って配布 などターゲットが定まっている場合は、細かく配布エリアを指定すると、高い効果を得られる可能性がぐっと上がります。また、「どこにポスティングすればいいかわからないけど、こんな方に見てもらいたい」といった場合は、最適な配布方法を提案してくれるポスティング業者へ依頼することをお勧めします。

　何種類かのチラシを、同時にポストへ配布する方法です。

　配布効率が良いので、配布単価を抑えることができます。

　「公序良俗に反するチラシなど、マイナスイメージにつながるチラシと一緒に配布されたりしないの？」と疑問に思われることもあるでしょう。配布を委託するポスティング業者が、そういったチラシの配布をお断りしている場合は、一緒に配布される危険性はないと判断して間違いありません。業者を選ぶ際に注意してください。

　お預かりしたチラシを、他のチラシと一緒にすることなく、1枚のみでポストへ配布する方法です。

　併配に比べると配布単価が高くなることがありますが、たくさんのチラシにまぎれてしまうより、一枚だけ入っている方が目立つ！というメリットがあります。

　「でも結局ポストにはいろんなチラシが次々ポスティングされるから目立たないんじゃないの？」と思われるかもしれませんが、併配は配るチラシを重ねて折って……というケースが多いので、数枚の束の内側に入ってしまうことがあります。

　こういう感じですね。「せっかく作ったチラシが他のチラシの内側に入ってしまうのは嫌だ！」という場合は単配を選ぶと良いでしょう。

　全戸配布と選別配布、そして併配と単配にはそれぞれメリット・デメリットがあり、一口にどちらがいい！とは言えません。

　どんなチラシを配布するのか？　どんなエリアにポスティングするのか？　どんな人に見てほしいのか？　など、ターゲットや目的に合った方法を選んで決定することが最も大切です！

　以上、ご覧頂きありがとうございました。

　APS（朝日ポスティングサービス）では、お客様の目的に合った配布プランをご提案させていただきます。

　また、一般的な選別配布の他に朝日新聞販売所が配布するからこそ可能となる【新聞を取っていない世帯】をターゲットとした選別ポスティングができることを強みとしており、新聞折込との併用でより効果的なポスティングを実現いたします！

　是非一度ご相談ください！

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