よくあるポスティングのクレーム4つのパターン
ポスティングはクレームが多い!
と、聞いたことはありませんか?
家のポストに直接配布するという性質から、ポスティングは他の広告と比べるとクレームが発生しやすいです。
当社では新聞折込とポスティングのどちらも扱っていますが、折込チラシに対してのクレームはめったにないのに対して、ポスティングチラシではクレームが発生することが時々あります。
この記事では、一般的に聞くことのあるポスティングのクレームや、筆者が実際に見かけたクレーム予備軍(?)について解説します。
「ポスティングチラシを入れるな!」というクレーム
ポスティング後のお叱りの中で1番多いケースです。
「配布禁止」と書かれた住宅にポスティングをしたケース
最近、「ポスティング禁止」「チラシお断り」などと書かれたステッカーや紙を貼っているポストが多くなりました。
もしそんなポストにチラシを投函すればクレームにつながる可能性が高くなりますし、反響にも期待できません。
そのため基本的にはそういった住宅には配布をしないのですが、配布員が「配布禁止」を見落としてポスティングをしてしまったため、クレームを頂く、という例があります。
「配布禁止」とされていない住宅にポスティングをしたケース
ポストには何も書いていないけれど「ポスティングしないで!」と連絡してこられる方もいます。
怒りのクレームというよりは、注意的な意味であることが多いです。
ですが、一度ご連絡があったにも関わらず、二回目、三回目……とポスティングを繰り返せば、クレームの内容は「前にも言ったやろ!」と強い言葉に変わってしまいかねません。
次回から配布しないよう、配布禁止リストに入れるなどの対応が必要となります。
「濡れたチラシやぐちゃぐちゃなチラシが投函されている!」というクレーム
これは良くありません。もしかしたらチラシを見てくれたかもしれない方からのクレームです。
「チラシが濡れている!」
雨天の際のポスティングがほとんどです。
チラシを配った時は濡れていなくても、後から濡れたチラシが投函されてしまえば、下敷きになったチラシまで被害を受けます。
ポスティング業者は同じエリアにたくさんあるので、ひとつのポストに一日何人が何枚チラシを入れるかなんてわかりません。
大切なチラシが雨の被害に遭ってクレームの電話までかかってきてしまう……といった残念な結果を考えると、ポスティングの雨天中止も検討すべきでしょう。
「ぐちゃぐちゃなチラシが投函されている!」
すでにパンパンなポストにチラシを投函しようとして、変なところで折れ曲がったりしてしまうパターンです。
「チラシがマンションの周りに落ちている!」というクレーム
マンションなどの管理人さんからも聞くことのあるクレームです。
落ちているのがきれいなチラシだったとしても、落ちているだけで悪い印象を受けてしまいますよね。
掃除の邪魔にもなってしまいます。
配布予定のチラシが集合ポストの上に置き去りにされているケース
配りやすいようにポストの上にそのマンションの分だけチラシを置いて、配り忘れ置き去りにしてしまう配布員のミスでクレームに繋がることがあります。
チラシがポストの周りに落ちているケース
これは実際にポストで時々見かけることがあると思います。
すでにパンパンなポストに無理やり投函した場合だけではなく、小さいチラシやマグネットのポスティングなんかは、ポストの中身を回収するときに落ちてしまったりするんですよね。
ちなみに筆者のマンションの集合ポストでもたまに見かけますが、ごみ箱がないので、落ちていたら拾うのもためらわれ、そのまま管理人さんがなんとかしてくれるまで放置……ということもありました。
「チラシが捨てられている!」というクレーム
ポスティング会社や配布員がチラシを捨てることは100%ありえません!
……とは言い切れないのが実情です。
ポスティングというのは案外昔からある広告の手段なので、
「ポスティング会社の社員がチラシを配らず捨てていた」「配布員がチラシを持ち帰っていた」
という例があると、何度か耳にしたことがあります。
「よくあるクレーム」ではありませんが、配布員の質によっては「ないとは言い切れないクレーム」と言えます。
ポスティング会社を選ぶ際は価格だけではなく、配布員まで信頼できる業者を探すことをお勧めします。
まとめ
今回はポスティングのクレーム例をご紹介しました。
クレームの多くは「チラシを入れないでくれ」という内容ですが、人間が配っている以上、配布員のミスがお客様からのご指摘に繋がるケースもあるとお分かり頂けたと思います。
じゃあこういうクレームをもらわないためにはどうすればいいの?
クレームがあった場合はどういう対応をするの?
というお話は、また別の記事で詳しく解説したいと思います。
……が、一言で言うとすれば、
- ポスティング会社選びは慎重に!信頼できる会社に依頼しましょう!
- 自分で配る場合は「作業」化せず、丁寧に周りを見てポスティングしましょう!
この二つに尽きます。(一言じゃなくなっちゃいましたが)
以上、ご覧頂きありがとうございました。