ポスティングノウハウ

大阪市エリア情報

大阪市のポスティングエリアについて

■大阪市について

大阪市は、大阪府、近畿地方および西日本の行政・経済・文化・交通の中心都市であり、市域を中心として大阪都市圏および京阪神大都市圏が形成されている。大阪市の2016年度の市内総生産は約20兆円で政令指定都市中最大であり、2倍から3倍の人口を擁する北海道や千葉県、兵庫県など1つの道府県の県内総生産を上回る。市内の従業者数、事業所数、上場企業本社数は共に国内2位。

大阪市の夜間人口は横浜市に次いで全国2位、人口密度は全国の市で5位、昼間人口は市外から多くの通勤・通学者が流入するため、昼夜間人口比率は都心部、特に北区、中央区が非常に高い。また、比較的単身赴任などでの転入が多いため、一世帯当たりの人員が政令指定都市内では最も少ない。梅田、難波といった繁華街を有する北区や中央区、浪速区、淀川区などでは、人口が増加傾向にあるが、西成区では歯止めのかからない人口減少に悩まされており、南部と南東部の区を中心に人口が減少している。

近年では都心回帰が顕著で、大阪都心9区(北区、中央区、西区、天王寺区、浪速区、福島区、都島区、淀川区、阿倍野区)を中心に増加傾向にあり、マンションやホテル用地、商業地の需要が高いため、地価が高騰している。また、目抜き通りのオフィスビルの容積率が緩和してきたため新築のオフィスビルが増え、老朽化したオフィスビルの跡地に高層マンションが建てられるようになった結果、人口が急増し、都心部の小学校などでは教室の数が足りず増築工事などを行なっている小学校もある。

大阪市の産業は、卸売業を中心に活発で、道修町（薬種）、松屋町（玩具）、本町（繊維）など市内各所に問屋街が発達している。また、中之島や北浜界隈には、金融街が形成されている。市役所の所在する中之島から難波宮、大阪城にかけては、官公庁や公的機関が数多く立地。市域の西部は大阪湾に面し、沿岸北西部にかけて阪神工業地帯が広がる。市内経済総生産は約22兆円に達し、近畿経済圏の中心地である。